top of page
  • 山中敏正

桶川市議会民生経済常任委員会 行政視察

 令和4年10月21日(金)、寄居町にあるオリックス資源循環株式会社の寄居バイオガスプラントへ視察に伺いました。

こちらの施設は、食品ごみ、紙ごみ等の廃棄物系バイオマスを活用した国内最大規模の乾式メタン発酵バイオガス発電施設で、湿式メタン発酵では処理の難しい、紙ごみ、木草類、プラスチック混じりの廃棄物も処理が可能となっています。

2021年6月より試行運転を開始し、現在は商業運転をしている中で、桶川市一般廃棄物の一部も受け入れをして頂いています。

施設の工程として、受け入れた廃棄物は、破砕・選別を経て発酵槽にて嫌気発酵させ、生成したバイオガスを1600kwのガスエンジンにより発電し、電力会社へ売電します。

発電で発生した排熱は回収し、発酵槽の加熱等に有効利用しています。

施設でのごみ処理における、CO2などの温室効果ガス排出量が既存の処理方法に比べ、低減できることなどが実証され、環境にも優しい処理施設となっています。

 今回は、新たなごみ処理施設の建設を、川島町・東松山市・桶川市で広域処理を進めるにあたり、とても参考となる行政視察となりました。



bottom of page