少子化は、経済の成長力の低下をもたらすとともに、年金・医療など社会保障制度の安定性を揺るがすものであります。
そして、若年層の減少が、地域の歴史や伝統文化の継承を困難にし、地域の祭りのような伝統行事を継続できなくなるおそれがあります。
　このように人口減少は、地域コミュニティの機能の低下に与える影響は大きく、自治会といった住民組織の担い手が不足し共助機能を低下させる懸念があります。
住民の地域活動が縮小することによって、住民同士の交流の機会が減少し、地域のにぎわいや地域への愛着が失われていきます。
人口減少を漠然とした危機意識ではなく、認識を共有することが重要であり、地域全体として人口減少がもたらす問題に取り組んでいく必要があると考えます。
　上尾道路、圏央道が開通したことで、交通に対しての利便性と地域資源を活かした事業を推し進め、交流人口から定住人口への取組と、新しい人を迎え入れる環境づくりや、子育て世帯が安全で安心できる温かい社会づくりに取り組んでいきます。