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山中敏正

桶川北本水道企業団 水道事業行政視察

 令和4年11月10日(木)、宮城県仙台市水道局の国見浄水場へ水道事業行政視察に伺いました。

仙台市には8箇所の浄水場があり、今回伺った施設は、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により災害を受けた施設のひとつです。

この震災により断水率50%、最大23万戸で断水が発生したが、復旧作業にあたった、宮城県管工業協同組合や東京都、札幌市による応援隊の協力を頂き、3月22日までの11日間で大部分のエリアを復旧完了しましたとの事で、対応の速さに驚かされました。

断水の被害を受けた場所の多くが、昭和40年代に布設した管で、現在は耐震補強工事が進められているため、耐震化された水道管には破損や漏水がなかったようで、地震に強い材質と構造であることが証明されました。

震災による教訓としては、職員が日々、復旧作業現場での対応に追われ、応急給水現場での人が足りず、地域の皆さんの協力「共助」に助けられました。

いざという時の、「自助」・「共助」・「公助」による仕組みづくりが重要ですと話されていました。



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